SPEARMEN/Parallel Wind(紙ジャケットCD)
¥1,731 税込
なら 手数料無料で 月々¥570から
別途送料がかかります。送料を確認する
SPEARMEN。結成は1983年と活動の歴史は古い。彼らが活動を始めた当時の対バンといえば、あぶらだこ、コーツ(ブルーハーツのヒロト在籍)、グレイトリッチーズetc.といったようにいかにもバンドブーム前夜という感じであった。その後インディーズ・ブームの波に乗って1986年に1stEP『Strange Fruits』を発表。フールズメイトやドールといった雑誌に取り上げられ、“抒情派パンク”と一部で呼ばれつつ知名度を上げて行く。そして1988年にLIZARDのモモヨ氏プロデュースの1stアルバム『LOST』をDIWより発表。(同時発売は、LIZARDとのいづんずり。後に徳間ジャパン、Super Fuji等から再発。)硬質で抒情的かつパンキッシュなサウンドが好評を得た。その後『Moonflows』(渋谷ラママのレーベルEngine)、『III』(OZ Disc)を発表するが活動休止。3年のブランクの後復活し現在に至る。
今回のアルバム『Parallel Wind』は彼らの23年ぶりの新作である。なぜここまで単独リリースする事が無かったのか?という疑問は横に置いて、とにかく作品を聴いて頂きたい。そのサウンドは、長くインディーズ~アンダーグラウンド・シーンで活動を続け、かつパンク・NW~オルタナに至る音楽をタイムリーに体現して来た彼らにしか出せない物である。彼等の音楽をオルタナと言ってしまう事は簡単だろう。しかし彼らはそんな言葉よりもっと独自の道を歩んでいる。それはかつて東京にあった“東京ロッカーズ”を中心とした奇異なアンダーグラウンド・シーンに刺激を受けていたからなのかもしれない。
アンダーグラウンドなのか王道なのか?そんな事すら関係無く彼らは彼らなりの絵を描き続けている。白昼夢の中で破壊と構築を繰り返しながら。今回のアルバムはそんな作品なのです。
レコ発ライヴ
8月24日(金)東高円寺二万電圧『PRIMAL TONE Vol.32~New CD”Parallel Wind”発売記念ライブ』
出演:SPEARMEN、din Remoter、Electric Mongoose U.F.O. Factory、Vladivostok Powder Genocide
-
レビュー
(309)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,731 税込